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某月某日▼五歳の長男と二人で0泊3日の海外旅行。船内宿泊で二人合計8千円の激安釜山の旅だ。韓国では、今、あいがも農法など有機農業が急速に広まっている。韓国でエコ農業が推進された要因を、昨年インタビューさせてもらった前韓国農林大臣は1997年のIMF金融危機だったと語っていた。一方、地球の裏側キューバも旧ソ連の崩壊後、アメリカの経済封鎖も重なって深刻な経済危機を迎えたが、それがきっかけで石油資源や農薬に依存する近代農業から脱却し今や有機農業大国へと転換しつつある。日本も、来るところまで来ないと気づかないものだろうか。
阿蘇びをせんとや生まれけむ!(^^)v
2
某月某日▼佐賀市で開催されたホロトロピック医学フォーラムに参加。ロボット犬AIBOの開発者としても知られる天外伺朗氏ほか興味深い講演が続く。中でも、歯科医・鈴木公子氏の自分自身の闘病体験を踏まえた、「食と歯」の関係の話は、スライドによる視覚的説得力もあり聴衆に大きなインパクトを与えていた。予防接種・牛乳・フッ素の件も「駄目とは言えませんが、家の娘には与えません」の回答。多くの日本人がTVで流れる情報を鵜呑みにするTV教に陥っている中、ビジュアル&実名で情報を与えてくれる勇気ある医師の存在は貴重。講演後の医療関係者の交流会は、矢山クリニックの重田研一郎医師の進行で楽しく盛り上がった。
遊びをせんとや生まれけむ!(^^)v
3
某月某日▼TAO塾の卒業生の結婚式に参加。例によって菊池養生園の竹熊先生の名言「米と母ちゃん粗末にすっとバチかぶる」を自省とともに?!門出の言葉に贈る。結婚式といえば、9月にインタビューさせてもらった穀菜食料理研究家の大谷ゆみこ氏は今、「エコ」「オーガニック」「スロー」をキーワードにしたウェディングパーティの企画を展開している。雑穀料理や穀物の甘みで作ったケーキは、見た目も味も大好評とのこと。健康や環境に配慮したこのようなエコパーティがこれからのトレンドになるかもしれない。エーコっちゃ、エーコっちゃ。
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某月某日▼オーストラリアで一年間のパーマカルチャー農業研修を終えて帰国した児玉陽子さんがTAOにステイ。TAO農場にキーホールガーデンを作ってもらう。高畝にし、人の動線を鍵穴状にした菜園だ。こうすることで作業は効率的に行え、畑の中に入り込む必要がないので土を踏み固めることがなく、従って耕す必要もない。コンパニオンプランツ(お互いが成長を助け合う関係)を考え、アブラナ科の高菜、水菜、キャベツと共にニンニク・玉葱などを植え、さらに益虫を呼ぶ花類を植えた。
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某月某日▼アトピっ子を持つ親の悩みの一つが子供のおやつだ。我が家の子供達への安全安心の健康おやつ作りが面白い展開を見せている。材料にこだわったお菓子―その名も「玄氣ぽんせん」。世界一ミネラルを豊富に含むといわれている粟国の自然塩を使った玄米ぽんせんだ。週一回の家内制手工業!は、時に、不登校の生徒やホームステイ中の外国人も加わり、ワイワイと和やかな雰囲気の楽しい作業だ。エコクッキング教室を主宰している北里洋子さんは、このお菓子を使った創作料理を開発中。「字は体を現す」⇒米をしっかり食べてこそ氣が充実するのだろう。
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某月某日▼県政モニター研修で、ゴミの不法投棄現場を視察した。過疎地の林道に捨てられたゴミの山はなんと数キロに渡るという有様。挙句の果てには自動車や五右衛門風呂も。今年は江戸開府400年。当時世界最大規模の都市だったにもかかわらず江戸の町では、屎尿は飼料として売られ、武蔵野の野菜と交換され、かまどの灰は畑の肥料や染物の材料となり、雨水を防火用水として再利用、衣服は徹底的に着まわしされ、酒屋はお得意に一升瓶で量り売りし、紙は反古紙になるまで使われるなど、江戸の生活には捨てるものは何もなかったという。明治維新後の近代化で得たものも多いが、東洋医学、寺子屋教育、そして江戸のエコロジーの智恵など失ったものも多いことをあらためて考えてみたい。
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某月某日▼ 正食協会発行のマクロビオティックマガジン「むすび」誌12月号に「オージー達のエコパワー」と題した特集記事を執筆。アボリジニの問題のほか、オーストラリアで在来種保護を推進するNPO=シードセーバーズネットワークやコープ活動で生まれ変わった町=マレーニなどを紹介した。
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某月某日▼有機農業を営む農家をホストに、登録したゲストが一定時間の労働と交換に、宿泊と食事を得て滞在し旅をするシステム=WWOOF(ウーフ)で、韓国からの若者がTAOに一ヶ月滞在中だ。大学での専攻はアニメーション。農作業の仕事の他、特技を活かして看板のイラスト等を描いてもらっている。阿蘇の自然散策や温泉、そして寺子屋TAO塾の生徒達との交流も楽しいようだ。WWOOFについての興味深い本を紹介したい。「泥だらけのスローライフ」(星野紀代子&グレン・バーンズ著・実業之日本社)
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某月某日▼教え子の結婚式で上京。それにあわせて、スローライフ・スロービジネスの提案と実践をしているNPOナマケモノ倶楽部主催のイベントに参加。「スロー・イズ・ビューティフル」(平凡社)の著者である明治学院大学教授の辻信一氏ほか、フェアトレードの会社、中小企業のISO14001認証取得を支援するNPO、廃油ガソリンやエコ洗車を推進しているガソリンスタンド、石油製品の代替材としてヘンプ(麻)を使ったビジネスなどを展開している青年起業家達と交流する。辻さんは言う。「スロー・フード」「スロー・ボディ」「スロー・ラブ」・・・「スロー」ということばを付けるだけで巨大化、加速化、グローバル化する社会の中に新しい風がおこる!
阿蘇びをせんとや生まれけむ!(^^)v
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某月某日▼TAO塾の新年は、ストーンサークルやペトログラフが刻まれた巨石群のある地元押戸石山での御来光から始まる。太陽エネルギーを体いっぱい受けた後に、TAO塾スタッフの北里洋子先生の指導のもと書初め。一年の抱負を各自、漢字一字に託す。私は今年「実」と書いた。農場も始まり、実行、実践、実感の年としたい。晴れて実りの秋を迎えられるか否か?
阿蘇びをせんとや生まれけむ!(^^)v
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某月某日▼今期の、ウーフステイ者は多国籍軍?!だった。イスラエル・オーストラリア・イギリス・アメリカ・フランスと5カ国に及んだ。よくもまぁ阿蘇の片田舎まで来てくれたものだ。ホームページの威力を感じる。イスラエルから来たガブリエルさんはハーバード大学医学部の研究員でありながら、東洋哲学にも詳しい。塾生相手の世界人講座で太極拳のワークショップをしてくれた。アメリカのサイラスさんは車からパソコンまでなんでも修理をしてくれ、フランスから来たガビィさんにはドラムを教えてもらった。農作業以外でも、ステイ者の得意なスキルが発揮され楽しい交流が生まれている。
阿蘇びをせんとや生まれけむ!(^^)v
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某月某日▼今期の、ウーフステイ者は多国籍軍?!だった。イスラエル・オーストラリア・イギリス・アメリカ・フランスと5カ国に及んだ。よくもまぁ阿蘇の片田舎まで来てくれたものだ。ホームページの威力を感じる。イスラエルから来たガブリエルさんはハーバード大学医学部の研究員でありながら、東洋哲学にも詳しい。塾生相手の世界人講座で太極拳のワークショップをしてくれた。アメリカのサイラスさんは車からパソコンまでなんでも修理をしてくれ、フランスから来たガビィさんにはドラムを教えてもらった。農作業以外でも、ステイ者の得意なスキルが発揮され楽しい交流が生まれている。
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某月某日▼「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と呼ばれぬよう梅の剪定をする。今年の冬はことのほか雪が多く、一面銀世界になっているTAO農場だが、今、春へ向けての準備を進めている。農場主任のTAO塾スタッフ・藤江雄俊君(25歳)は、熊本大学で環境理学科を専攻した後、国際協力のNPOピースボートの企画で世界一周の旅を経験したユニークな逸材だ。地球環境問題をはじめ様々な社会問題の解決法、そして心豊かなライフスタイルの創造として「農的生活」の意味合いを直観できるフレッシュな知性と感性を持ち合わせている若者がいることは心強いことだ。そうそう、いつの世も次代を拓くのは「ワカモノ・ヨソモノ・バカモノ」なのだ!
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某月某日▼牛丼が食べれなくなる!と狂牛病問題でマスコミが連日騒いでいる。未だに全頭検査に応じようとしないアメリカ。世界最大の肉食国家、世界最大の除草剤、農薬使用国家、当然、牛の肉骨粉も最大の使用国だ。かの精神的巨人ルドルフ・シュタイナーは100年も前に「肉食で牛は狂う」と草食動物の牛を、短期間で大きくするために共食いをさせた愚行を予言していたかのような言葉を残している。肉骨粉を飼料に混ぜて食べさせられているのはもちろん牛ばかりではない。豚肉、鶏肉、養殖魚、そしてペットフードも!
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某月某日▼東京は新宿御苑前に400年の歴史を誇る曹洞宗の禅寺がある。東長寺というが地下はP3 art and environmentという前衛的な美術館だ。東京時代、私は、そこでP3スタッフの鍼灸治療をしていた。今、TAO農場に「宇宙船地球号」の名づけ親としても知られる数学者バックミンスター・フラー博士のドームをセルフビルドで作ろうという計画を進めている。P3の代表の芹沢高志さんはフラーの本を多数翻訳されている人、不思議なご縁を感じた。
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某月某日▼矢山利彦先生夫妻が来訪。新しい入院棟建築に、「買ってはいけない」(週刊金曜日)の著者・船瀬俊介氏も薦める小国杉の導入を検討したいとのこと。我が故郷小国の杉(品種名・ヤブクグリ)は、この度福岡県太宰府で建設中の九州国立博物館の収蔵庫材に使用されることになった。木材特有の湿度調整機能などに優れていることが特徴で、収蔵絵画の劣化に影響を与える汚染物質の有機酸放出量が低いという。そういった科学的データとともに、矢山先生に言わせると「気」のエネルギーが非常にいいという。
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某月某日▼マクロビオティック関係の友人が出版したレシピ本が次々と届いた。中島デコ著「かんたん、おいしい!マクロビオティックはじめてレシピ」(近代映画社)、古川るみこ著「おいしいマクロビオティック料理玄米&おかず」(熊日出版)。二つの本とも、丁寧な解説とともに色鮮やかな写真が散りばめられていて見ているだけでハッピーになれそう。一昨年、アメリカ時代の親友パトリシオ・G・パレデスが書いたデザートレシピ集「あまくておいしい!砂糖を使わないお菓子」(主婦と生活社)はこの分野では異例の3万部以上売れたと聞いた。時代にあった、舌にも、目にも美味しい健康料理が求められている証拠だろう。
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某月某日▼地域通貨・コミュニティバンク・エコビレッジといった「互助的なコミュニティ」の活発な動きで世界的に脚光を浴び、世界中のエコロジスト達の憧れの街となっているオーストラリアのマレーニから「マレーニの母」と呼ばれているジル・ジョーダン氏が来日。熊大医学部での講演には、ホロトロピックの鶴一子先生もかけつけてくれた。拙著「医食農同源の論理〜ひとつらなりのいのち〜」(南方新社)のインタビューイーの一人であるデジャーデン由香理氏もジルの通訳として同行。二人の草の根の実践に裏付けられた爽やかな風が熊本→宮崎→福岡→大分と九州をかけぬけた。
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某月某日▼ジルと由香理さんがTAOにステイ。阿蘇の中岳噴火口、黒川温泉の露天風呂、阿蘇の伝統料理などを満喫してもらった後はTAO塾の生徒達と楽しい交流。ジルにはお習字にも初挑戦してもらう。翌日は、TAO農場にて2人に柿や花梨の苗を植樹してもらった。由香理さんのご縁でフォークシンガーの南こうせつさん宅にも訪問。奥さんの素敵なオーガニックガーデンを散策。採りたての新鮮野菜が実に美味しい。こうせつさんの温かい歌詞とピュアな音色の源を発見!
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某月某日▼常冨泰弘、山浦庸平両氏プロデュースによるBe good cafe Fukuokaに参加。代表のシキタ純さん他、「人間の盾」としてイラク・バクダッド入りし、バグダッド北変電所に滞在した木村公一牧師、映画「軍隊をすてた国」の制作したコスタリカ研究家の足立力也さんらと交流。フェアトレードの有機コーヒーとマクロビオティックのお菓子、音楽あり、詩の朗読あり、ダンスありと賑やか。フランス革命は市民のカフェから始まったと聞く。昨年、取材した前述のオーストラリア・マレーニの街の中心にはアップフロントカフェと呼ばれるコミュニティ・カフェがあった。Be goodも非常設ながら、まさに人と人との温かい出会いと交流を生む革命的な!カフェだ。
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某月某日▼長崎五島列島の小値賀町の音楽フェスティバルに特別ゲストで出演。私が作詞、妻が作曲をした「小さな手のひら」という曲を童謡コンクール全国大会でグランプリを受賞した歌手の福嶋由記さんが歌ってくれた。音楽もバイブレーションレベルでは広義の「食」と言えよう。近頃、人気TV番組「トリビアの泉」で紹介されたジョン・ケージの<4分33秒>は、4分33秒の間、舞台上の演奏者は何も音をださないという20世紀音楽界に大きな波紋を投げかけた作品だ。元ビートルズのジョン・レノン、カントリーロードで有名なジョン・デンバー、そしてジョン・ケージ。三人のジョンの共通点は何を隠そうマクロビオティックなのだ。そして、そのケージに影響を与えた在米日本人がいる。食の指導をした久司道夫氏、鍼治療をした山本シズコ氏、そして書道を教えた田中成明氏の三人だ。
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某月某日▼久留米市にある明治屋食品社長の後藤健吉氏のお誘いで、久留米の下津浦医院に同行。0リングテスト創始者の大村恵昭ニューヨーク医科大学教授による元松下政経塾塾長の上甲晃先生への診察に同席させてもらう貴重な体験。Oリングテストは、人間を生体センサーとして利用し、生体内の情報を指の筋力変化として検出する検査法だが、博士によると1993年にアメリカで生体を介した医科学的検査法としては世界で初めて特許認定を受け普遍的知的所有権として認められたらしい。
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某月某日▼熊本の菊池養生園で恒例の養生園祭。竹熊先生から園長を引き継いだ入佐孝三医師より著書「環境ホルモンと地球のいのち」を頂く。農業用ビニールハウス・カップ麺の容器・缶コーヒーの内側の膜・蚊取り線香・ヘアカラー・合成洗剤と私たちの身の回りにあふれる環境ホルモンこと、また地球温暖化・オゾン層破壊・酸性雨・熱帯林破壊・人口爆発・地下水汚染など地球環境問題について最新のデータを加えて分かりやすく説明されている。現代人必読のブックレットだ。
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某月某日▼小国町で開かれたウォークラリーに家族で参加。学生時代、登山部で自分の体重くらいの荷物を担いで何十キロも歩いた健脚も今は昔。日頃の運動不足がたたり、10キロコースでヘタヘタの私と対称的に6歳の長男はゴール後も元気があまり、即、野山を駆け上る!いかん、いかん、こんなこっちゃ、親父の威厳回復のためにも歩き出そう?!
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某月某日▼元船井総合研究所の主任研究員だった内藤幹氏、穀菜食研究家で雑穀ムーブメントの立役者大谷ゆみこ氏、「買ってはいけない」の著者船瀬俊介氏と今月はユニークな人達が小国に遊びに来てくれた。近く、漬物をテーマにした本の中で阿蘇の高菜を取り上げる予定の大谷さんとは例によって一緒に植樹を楽しみ、近く、黒川温泉のリーダー後藤哲也氏のインタビュー本を出す予定の船瀬さんとは例によって?楽しい酒を飲み交わした。故郷の宝を大事に継承したいものだ。
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某月某日 ▼埼玉で「ほびっと村」というユニークな塾をしている友人の加藤紘一さんの紹介で、オウム真理教とそれを取り囲むものたち(警察、マスコミ、地域社会)を描いたドキュメンタリー映画『A』の監督・森達也氏と会う。オウム以外にも、放送禁止歌やベトナム最後の皇帝、超能力者といった社会の陰の部分にスポットをあて日本社会の歪んだ構造をあぶりだしている作品が多く、日本のマイケル・ムーアと呼ぶ人も。物事を安易に白黒、善悪と決めつけたがる風潮に「灰色」のままに見据えていられることの大切さを彼に学んだ。
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某月某日▼パーマカルチャーの創始者の一人デビッドホル・ムグレン氏が豪州から来日。私の友人のデジャーデン・由香理さんが通訳として同行したので、彼女に頼んで彼にインタビュー。彼は、単なる技術的なノウハウとともに、スピリチュアルなものの大切さを大事にしている気がした。その後、由香理さんはTAOに 3泊ステイ。女優・松嶋菜々子がCMロケにも使った小国の滝で、TAOにステイ中のウーファー達とともに、全裸で遊泳。豪州の地にて新しいコミュニティ創りも遊べるタオイストと楽しく交流。
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某月某日▼ネイティブ・アメリカン、ラコタ族の精神的指導者であるチーフ・ア−ボル・ルッキングホースが、地球に平和と癒しをもたらすには、多くの人と心を一つにして祈らねばならないという啓示のもと、「World Peace & Prayer Day −世界の平和と祈りの日」を毎年夏至の日に世界各地の聖地で行っている。今年のメイン開催地は日本の富士。それにあわせて、阿蘇南小国、TAO農場すぐ近くの押戸石山でもイベントを企画。九州全域から300人を超す人が集まった。企画リーダーの越智純氏は言う「ペトログラフの残る押戸石山は世界に誇る聖地。霊性を高める場に復興させる契機とすべし」と。
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某月某日▼TAOオーガニック農場で、田植えをする。豪州からのステイ中の親子を含め、遠くは、関西、関東から20人を越える参加者が手植えの田植えに挑戦!作業の後は、音楽とダンス。「田楽」の復活だ。青い稲も楽しい音色に喜んだことだろう。TAO農場は無農薬農業、除草剤は使わない。1ヶ月後の草取りも、「がんづめ」なる古い農機具を探し出し、皆で実践。しかしながら、なかなかに重労働だ。作業の合間に操体法をやって体ほぐし。農業に東洋医学・東洋体育を導入することの価値を見出した。
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某月某日▼名著「スローイズビューティフル」の著者、明治学院大学の辻信一さんが、同じく「スロー」をテーマに様々な活動を展開している中村隆一氏とともに TAOに遊びに来てくれる。まずは、りっぱは唐臼のある大分は日田の窯元で一緒に陶芸を楽しむ。わが小国町にも昔は精米をしていた唐臼があったものの、今は名前だけが残っているだけ。最近、自然エネルギーの研修とかで、多くの日本人が北欧などに風力発電の学習に行っているが、風力発電が必要でないほど日本には日本にあった水車という英知の蓄積があったのだ。
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某月某日▼京都の同志社大学で教育関係の講演をさせてもらう。大学の先生達を前にして緊張したが「志を立てる教育」について問題提起させてもらった。翌日は、大阪でマクロビオティックメーリングリストのオフ会を楽しんだ。しかしながら、どうもオフ会という名前はなじまない。PC上がONであることの理由だが、やはり実際に会うリアル体験こそONでありたい。夜は、マクロビオティックマガジン「むすび」の編集をしている中野剛氏と飲む。元NHKというユニークな経歴。般若湯?を潤滑油に話が弾んだ。
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某月某日▼地道な市民運動家としても知られ、反核・反原発のリーダー的な存在だった松下竜一氏が逝去し追悼会に参加。評論家・佐高信氏らが弔辞が続いたがその影響力の大きさに感動。松下氏の「暗闇の思想」こそ、今年の100万人のキャンドルナイトの原点なのだ。相次いで、ロシアの文学者トルストイの作品の翻訳で知られ、平和活動に一生を捧げた北御門二郎氏が逝去。TAO塾で追悼のキャンドルナイトを企画。「虎は死んで皮を残し、人は死んで名を残す。」二人の名とその実践的思想は、人々の記憶の中に永遠に残ることだろう。
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某月某日▼今年のTAO塾のサマーキャンプのテーマは「自給に挑戦!」だった。TAO農場を舞台に25人が参加。インディアンテント・ティピや竹で作ったスタードーム、ツリーハウスを拠点に食とエネルギーの自給ワークショップをする。バイオディーゼル車の説明の後には、実際に自転車発電に挑戦。TAOは「TVは見ちゃだめよ」なんて言わない。「いくらでも見てよかよ。そのかわり原子力使わずに自分で電気を作れ!」と!その他、ウーフ滞在中のアイルランド人・スチーブンには宇宙教室をしてもらった。彼は将来宇宙飛行士を目指すダブリン大学の学生。将来、宇宙で阿蘇の高菜を食べることを子供達と約束?!
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